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住宅ローンの仕組みや計算方法について紹介をした際に、住宅ローンの計画を立てるために使えるエクセルを共有しましたが、このエクセルの使い方を簡単に説明します。
注意:このエクセルは過去に私が利用したものを共有しています。内容に誤りがないように作ってはいるつもりですが、正確性を保証するものではありません。また、実施には手数料がかかったりするため、多少の差異はあります。あくまで計算の手助け程度にご利用ください。
1) 必須項目の入力
最初にこの色のセルを入力します。
セルの名前の通り、[残ローン] はローンの残りの支払額、[月の支払額] は毎月ローン返済として支払っている金額、[年利] はローンの年利を入力します。
ボーナス払いは 6 月と 12 月として枠を設けてありますが、月が違う場合にはここは 0 に設定しておき、繰り上げ返済として個別に入力してください。
x 年目、xヶ月目 | [手入力不可] ローン返済期間 |
繰上げ返済額 | [手入力可] その月に繰上げ返済をする場合にはその金額を入力 |
月の返済額 | [手入力可] 最初は必須項目で入力した月の支払額が使われます。返済額を増やした場合のシミュレーションの為に変更できるようにしてあります。 |
利息への支払い | [手入力不可] 月の支払額のうち、利息として支払った金額 |
元本差し引き額 | [手入力不可] 月の支払額のうち、実際に借入残高から差し引かれる金額 |
借入残高 | [手入力不可] 残りのローンの残高 |
総支払額 | [手入力不可] 今までに支払った金額 |
必須項目を入力すると、下の票が自動的に更新されます。[繰上げ返済] 列と [月の返済額] 列は編集できますが、それ以外は自動で更新されます。
2) ローン完済時期の確認方法
下にスクロールするにつれて、借入残高が減っていきます。最終的にこれが 0 以下になったところ (色が変わるところ) がローン完済時期です。
繰上げ返済をしてみたり、返済額を変更してみたりすることで、「繰り上げ返済をすることでどれぐらいの早くローンを完済できるのか?」や「総支払額がどのぐらい減るのか?」なども検証することができます。
マンションを貸すか売るかの判断の際には、ローンの状態も大事な要素です。適切に判断するためにも状況をしっかりと把握しておきましょう。